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チーム作り [7-3 MBA留学中:School]

NVCに通ったので、早速チーム作りを始めた。これが予想以上に難航したが最終的には僕が考える理想のチームが出来上がった。最初に断っておくが、今回は別に会社を作るとか本格的な話ではなく、NVCの2次に進んだ人だけが取れる授業があり、その授業を取ってビジネスプランを練り上げる為のチーム作り。只、自分としては頭数を揃えるだけのチーム作りは全くしたくなかった為、自分が一緒に仕事をしたいという人だけを集めた。

ビジネススクールでは組織論や意思決定について学ぶが、ベンチャーのチーム作りをどうするかなんて泥臭い事は全く教えてくれない。もちろん、チーム員の強み・弱みを考えろ、とかハードスキルだけでなく、パーソナリティ(悲観的 vs 楽観的、独特の視点等)も含めて判断しろ、などとは教科書にも書いてあるし、ケースでも失敗談を良く読むのだが、そんな簡単に最高のチームなんて出来上がる訳がない。

人にはそれぞれ違ったモチベーションがあるし、その異なったモチベーションを持つ人間を説得し、コミットして貰うのは大変な事。一旦は良いよと言った人が抜ける事もある。こちらが欲しいと思った人材が興味を持ってくれず、逆にそうでない人が異様に協力したいと言って来てくれる事もある。そんな中で、それぞれのメンバーのハードスキル、ソフトスキルを考えつつ、バランスの取れたチームを作るのは大変であった。今回は同級生からの良いフィードバックもあり、リーダーシップの取り方、チームの作り方、色々と勉強になった。

僕が考える良いチームとは以下の要件を満たすもの。

1.各々の得意分野が違い、その分野で一流のスキル・実績を持っている:今回は元IT起業家、元日本株sales担当者、投資銀行出身者と業界がばらばらなだけでなく、皆、それぞれの分野で成功してきた人ばかり。ん、そういえば僕は何をもたらせるのだろう?3度の社内事業立上げ経験と元コンサルとしての分析力だろうか。

2.各々が違ったパーソナリティ、指向性を持っている:これまたチーム主義vs個人主義、外交的vs内省的、楽観的vs悲観的、強引vs慎重、大雑把vs細部に気が付く、と言った違う指向性を持った面々が集まった。

3.ビジネスにコミットor buy-in している:これは一番、最初に来るべきもの。これに一生を捧げるという覚悟は要らないまでも、やろうとしているビジネスに興味がある、可能性があると思っていると言うのは最低限必要だ。

4.男女のバランス:今回は男性3人対女性1人。典型的なビジネススクールの縮図みたいだが、やはり男女両方の視点が入るのは重要。

読み返すとやっぱり教科書っぽい内容になってしまった。まあ、書いてる事と実際、それをやると言うのはやはり雲泥の差があると言う事だろう。

スタートアップは人が全て。良く聞く言葉だが、僕はこれを信じている。しかし、本当に大変なのはこれからだ。

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